年間5~6万円の電気代削減になるのが、家庭用燃料電池「エネファーム」。価格は320万円~346万5000円します。国から最大140万円の補助金が出るものの、このランニングコストはちょっときつかったです。でも、妻の勧めもあり、エコロジーの徹底のため、思い切って我が家では導入してしまいました。
従来の発電システムでは、35~40%が自宅に届き、5%の送電ロスのほか、利用されない排熱が55~60%もあります。その分CO2もたくさん排出しているのです。これが自家発電システム「エネファーム」だと70~80%が利用でき、排熱は20~30%に過ぎません。電気というのは、発電所で大量の熱エネルギーを発生させているのですが、発電所と消費地が離れているため、発電ロスが高くなってしまうのです。つまり、このロスをなくすには電気を作る所と使うところが近ければ近いほど良いのです。こうした電気と熱を有効活用する仕組みをコージェネレーションと呼び、デンマークなどでは温暖化対策の柱になっています。
「エネファーム」の仕組みは都市ガスやLPガス灯油などの化石燃料から水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させるという、水の電気分解の逆の原理で発電。その時発生する熱も給湯などに利用するため、エネルギー利用率が前述のように70~80%になるのです。CO2の排出量は年間マイナス1.1トン。家庭の一世帯当たりの年間CO2排出量は約5.4トンというから、その5分の一を減らせることになります。
エコロジー上級者なら、あなたも思い切って導入してはいかがですか?