前述したようにLED蛍光灯のメリットには、明るさがこれまでの蛍光灯とほぼ同等で、消費電力が約半分に抑えられ、電気代やCO2排出量の削減になることです。蛍光管自体の寿命も従来の蛍光灯に比べて十倍程度長いので、効果作業の手間も減ります。水銀、鉛など有害物質も使用していないところも特徴です。紫外線照射がないので、商品の劣化防止にもなります。
良いところづくめのLED蛍光灯ですが、導入が進んでいないのは、従来の照明器具内にある安定器の取り外し工事のコストや手間がかかるのです。お値段も従来の蛍光灯よりはもちろん高くなってしまいます。
しかし、そのイニシャルコストもCO2排出権売買が金融商品として進めば、投資回収は早くなります。
私はそのイニシャルコストを考えても中長期的ビジョンを考えればお得だと考えましたし、何よりCO2削減ができるならCSRを考えて率先して導入しなければならないと思ったのです。ある会社の試算によれば、5年半ほど使用すれば、元が取れるそうです。
導入したい企業は、以上のようなメリット・デメリットを踏まえて導入してください。5年半かからないと元が取れないことで、社内からは反発の声もありましたが、わが社では社長の「導入する」という鶴の一声で導入が決まりました。工事代がかかるというのは私も計算外でしたが、CSRのためだと考え、導入した次第です。工事代は各メーカーにより異なるので、これだ!と思った企業に問い合わせてみて下さい。何社か見積もりを出させて競わせるとかなり安くなることもありますよ。私は実際そうしました。